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プロフィール (カラーモニター) : ミニ英和和英辞書
プロフィール (カラーモニター)[ぷろふぃーる]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

プロフィール : [ぷろふぃーる]
 profile
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

プロフィール (カラーモニター) : ウィキペディア日本語版
プロフィール (カラーモニター)[ぷろふぃーる]
プロフィールPROFEEL)は、ソニー1980年に発売した民生用カラーモニターの商品名であり、またそれらのシリーズ名である。当時のテレビ受像機のデザインに革命を起こしたと言われている。
なお、ネーミングは英語表記の綴りからわかる通り、「プロフィール自己紹介/profile)」ではなく、「プロフェッショナル・フィーリング」から名付けたとしている。
== 歴史 ==

=== プロフィール(PROFEEL) ===
1980年発売。16インチのKX-16HF1、20インチのKX-20HF1、27インチのKX-27HF1の3機種をラインナップした。
当時のテレビのデザインが木目などのデコレーションを豪華に配したいわゆる「家具調テレビ」が大半であったのに対し、銀色を基調とした、単なるシンプルというよりも工場・大病院・オフィスビルを連想させるハイテク様式を全面的に取り入れたデザインで、後の時代の男前インテリアを先取りするものだった。そして、ブラウン管前面に設けられた保護ガラスと、金属製のシンプルな1本足スタンドは未来的な印象を与え、プロフィールを象徴するアイコンとなった。これはマニア層の購買意欲を刺激すると同時に、女性ユーザーの人気は考慮しない(つまり主婦層をターゲットとしない)画期的スタイルであった。
チューナースピーカーを内蔵せず(オーディオアンプは内蔵する)、実際にテレビを見るには、単体のチューナーとスピーカーをあわせて購入する必要があった。つまりオーディオにおける単品コンポの概念を、テレビ分野に持ち込んだ製品であった。その当時はビデオデッキが徐々に普及しはじめ、チューナー非内蔵はユーザーにとっても合理的な選択肢であった(ただし裏録は不可能)。ソニーは同じ1980年に、ベータマックス方式・ステレオ音声対応のビデオデッキ、SL-J9を発売しており、本格的なAV時代の幕開けとなった。しかしながら日本におけるテレビのステレオ放送開始は1982年であり(ただし1978年から実験放送は行われていた)、その意味では時期尚早、いささか時代を先取りしていた。
キャッチコピーは「ブラウン管が独立権をもった」。20型「KX-20HF1」は、同年のグッドデザイン賞を受賞している。
プロフィールの登場は他社のカラーテレビのデザイン・機能に大きな影響を与えた。上述の通り主婦層の人気を考慮しないデザインであったが、実際には多くのユーザーに受け入れられ、これ以降は黒と銀色を基調とし、前面にガラスを設けたデザインが主流となり、従来の家具調スタイルのデザインのテレビは衰退した。ちなみに、翌年にデビューした松下電器産業α(アルファ)」シリーズでは、1本足スタンドまでも模倣していた。
ただし、内蔵オーディオアンプについては、本格的オーディオコンポと組み合わせる場合には不要であり、専用スピーカーを装着する場合以外にはあまり使い道が無かった。オーディオアンプ内蔵はそれ以降のシリーズにも引き継がれるものの、プロフィール・ベーシックにおいては省かれた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「プロフィール (カラーモニター)」の詳細全文を読む




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